釉薬
2014.10.22
桜岳陶芸です。
先日より釉薬作りに取り組んでいます。
釉薬(灰釉)とは焼物のコーティング剤のようなもので、窯に入れる前に塗ると溶けてガラスのようにツルツルになります。
上の写真は実を取り除いた椿の殻で、今年取れたものです。
また、当窯元では桜島の黒神地区に自生している椿を釉薬の原料に使用しております。
今は乾燥させている途中ですが、乾燥しきると、これを燃やします。この時に出た灰が釉薬に使用されます。
これは焼物や、火山灰アートなどに利用しております。
釉薬も灰も完成するのに数ヶ月かかります。
また次の工程の時にお伝えできたらと思います。